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海外で日本語講師として就職するには:ベトナムの場合

日本語教師として海外で働いてみたいと思っている人はいるでしょう。ただ外国で日本語を教えてみたいという理由だけでは日本語学校の就職は難しいです。いきなり知らない国へ行って日本語教師になろうというのは乱暴ですが、海外のボランティアなどに参加して職業経験を得ることで、この仕事が自分に相応しいか適性を考える機会になります。日本語や日本の文化歴史を伝えるわけですから至難の業です。 では実際にベトナムで日本語講師になるためにはどんな資格が必要なのでしょうか。最低でも短大・専門学校卒業以上、場合によっては大卒以上です。そして①日本語教育能力検定試験合格者②日本語教師養成講座420時間以上を終了した者③大学で日本語教育専攻または副専攻修了者、学位取得者など募集している学校のニーズに合わせて求められる日本語講師の資格も様々です。情報の入手先としては「海外の日本語教師の求人情報」やエージェントを通じての情報があります。 ベトナムには沢山の日本語学校があり一か月の給与が約700ドルから1,000ドルです。物価が安いので生活費は700ドルあれば十分です。通常現地では小中学校などの生徒に指導しますが、中には観光関連職員の方への日本語や日本語を使ったコミュニケーションを指導することもあります。 数ある日本語学校でも有名なのは学生数約5,000人のホーチミン市内で最大規模の「ドンユー日本語学校」です。このドンユー日本語学校は1991年に設立された学校で日本への留学生派遣を目指し、日本語話者の人材育成や日本語を通してベトナムとの文化交流に力を入れています。留学生クラスは研修生クラスを設けて日本語の授業に加え数学・物理・科学といった科目も教育しています。テキストは日本の高等学校のものを使用し授業はすべて日本語で行い、将来日本の大学での講義を想定しています。 また前身の「ベトナム日本文化センター」から1995年に組織を再編成して国から認可を受けた「サクラ日本語学校」もあります。このサクラ日本語学校では留学生派遣支援やベトナム人日本語教師養成クラスの開設、学内での多彩な日本文化紹介プログラムの実施などを行っています。さらに教師研修セミナー等の開講支援や留学フェア実施への協力の他に両国の友好と明日を創る人材育成を目指して活動を続けています。 現地には日本からのJICA青年協力隊の派遣隊員も活躍しており、頑張っているのは自分だけではないと思える連帯感も生まれます。年々求人が増えていますのでやる気のある方におすすめです。